四畳半襖の下張

はてな」によれば『四畳半襖の下張』とは「永井荷風の作と伝えられる小説。明治の三大発禁本の一つとして有名。1972年(昭和47年)作家・野坂昭如によって雑誌「面白半分」に掲載され、猥褻文書として摘発された。ただし擬古文で書かれていて、読んでも意味が分からない可能性大なので期待は禁物」とのこと.
また「四畳半襖の下張事件」なるものがあり,ウィキペディアによれば「性的描写のある文学作品を雑誌に掲載したことによりわいせつ文書販売の罪が問われた刑事事件。わいせつの概念が問題となった」「月刊誌『面白半分』の編集長をしていた作家野坂昭如は、永井荷風の作とされる戯作『四畳半襖の下張』を同誌昭和47年7月号に掲載した。これについて、刑法175条のわいせつ文書販売の罪に当たるとされ、野坂と同誌の社長が起訴され、第一審、第二審とも有罪(野坂に罰金10万円、社長に罰金15万円)としたため、被告人側が上告」ということであるらしい.
もちろん裁判沙汰になるまえにも様々な版がでまわっていたようです.

参考Webページ:
http://kanwa.jp/xxbungaku/DataRoom/Biho/Biho-yo/YO0070.htm
http://kanwa.jp/xxbungaku/DataRoom/Biho/Biho-si/SI0815.htm
(いずれも,「閑話究題 ××文学の館」〈http://kanwa.jp/xxbungaku/index.htm〉「彌縫録」内)