マジカヨ

先日の日記(id:somamiti:20060224)に記したように,このところヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学 (中公文庫)(以下『危機』)を読んでおりました.解説書ではない現象学の本をよむのはこれが2冊目のソマミチにとっても意外に読みやすい本だったです.本日の読書メモはその覚えがき.ただし第一部のみ.

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Guyさんのコメントをいただいて以来,週末はブログネタだとばかりに『危機』のまとめに勤しんでおりました.せっかくの試験明けになにをやっているんだか.とはいえもともと春期休暇はバイトと『危機』にあけくれる予定でしたので,むしろペースアップできてラッキーだったようにおもいます.
コメント欄でご指摘いただいたハンドルネームの由来は過剰なほどに当っております(somamiti = somatic は想定外の御指摘でした).中原中也も(コアなファンではないですけれども)大好きです.雨の休日にひきこもってブログをかいておりますと「花畑を除く一切のものは / みんなとっくに終わってしまった / 夢のような気がしてきます」(少女と雨)とまあそんな気分.とはいえ実のところ『杣径』はおろか『存在と時間』さえ読みとおしたことすらなく……ってもういいですか.実はGuyさんは私が以前かよっていた(そして自らの浅学非才ぶりに嫌気がさして逃げだした)学校の遠い先輩にあたる方でしたのでいまだに興奮さめやらずに固くなっておりますが,いいかげんデスマス文体も疲れたし読む方だっていい加減疲れるでしょう.いい加減にしなさい.

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知ったかぶりで解ったつもりのメモ.お暇なときのおなぐさみにでもなれば幸いです(今回ばかりはエクスキューズ過剰を自覚).