神の数学

木曜日.先輩の引越しの手伝いにゆく.

『哲学』という雑誌の1988年冬号を譲ってもらった。「神の数学――カントールと現代の集合論」というタイトルを記されたその本の表紙.クザーヌスの下にカントールゲーデルの名が連なり,さらに柄谷行人大澤真幸の対談の下に倉田令二郎先生の名前があったりと,それだけでも好き者向けといいたい.さらに萩尾望都へのインタビューがあり,井辻朱美の連載小説が掲載されていたりとわけがわかりません.