2004-12-09から1日間の記事一覧

離人症

離人症の病理,それはたとえば主我(見る自分)と客我(見られる自分)の乖離だとされる.自分の体が,感情が,行動が自分のモノではない,自分が為していることではない,自分は感じることができない,などという病者の語りにあらわれるのは,病者が「自分…

離人症、ほか

フロイト様の『精神分析入門』第27講「感情転移」より 医師に対して患者が情愛的に結びつくという事実が,いつもくりかえされます.たしかに,どんな誘惑も存在しないと判断される場合でさえ,くりかえし,そうした事実が現われるのです.こうなりますと,こ…