夢をみていた.というより起きてみてあらためて思い出すと夢だった.

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学校(中学校か高校)の教室で女と話をしている.
女はいう.不思議なのは,実際に死んだこともないのにみんないつか死ぬ,自分もいつか死ぬ,と思い込んでしまっているということよね.(だから根拠のないこと,証明のしようのないことを真実と思いこんでいる,なんてことは人間にはザラにあるのよね).

私は答えを返す.それなら,(皆が皆)自分が自分であるといつのまにかあたりまえに思っていることのほうが,私にとっては不思議です.

>夢はこの後,女の出身地の話になる.
あなたは東北の出身でしょう.ええ,どうしてわかるの? あなたの言葉の語尾,それは東北の方言です.

>さらに,方言の類似を手がかりに私の出身地の話になる.

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小学生のころ,クラスメート(そういえばその子の家はお寺だった)にある謎々を出されたことがある.
すべての人間がひとしくいつかかならず経験するものはなにか.
その答えが「死ぬ」ということであった.

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