die Wahrnehmung

(die) Wahrnehmung という名詞は興味ぶかい.知覚,認知という意味とともに,(政治的な権利や立場の)主張や代行,という意味をもつ.
これは wahrnehmen という動詞から来ている.wahrnehmen は wahr (= true) と nehmen (= take)からなる.

真実を手に取ること,つかむこと,受け入れること,あるいは自らのなかに取り入れること,それが「知覚」や「認知」をなすことであり,また,(機会)をつかむこと,利用すること,(政治的に)配慮すること,(利益や権利を)代表すること,などとされる.

【「私は見た!」という証言あるいは宣言のうちにある,真実について自分が何ほどかのものを所持しているという主張――「嘘」と「真実」.「嘘」についてあらためておもえば,誰かに伝えるという想定なしには「嘘」もへったくれもない → 「嘘」と「プライベート(私秘性)」.私の秘密,私の本当の気持ち.私の,私,私に……】