桃および身体

若冲と江戸絵画展」にゆく.授業のスライドでみてより気になっていた若冲の作品を数点みることができてよかった.鶴はお尻の丸さもさることながら鋭くはりつめた感のある嘴や脚との対照がおもしろかった.他のかたの作品も印象ぶかいものが多々あり,なかでも岩井江雲の「三千歳図」という作品は桃の実の肉感と紅さが生々しさをつきぬけて禍々しく,目を奪われた.時間の都合で後半をゆっくりみれなかったことが心残り.

  • -

行き帰りの車中で『精神としての身体 (講談社学術文庫)』の文庫版を読む.およそ30年まえに出版された本であるけれども色々と興味深いことが書かれていた.

続きを読む